天然痘とサル痘は同じような発症をする？！感染源は一体何？

公開日： 2015/06/11 : 最終更新日：2015/09/06 ニュース

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6月11日20時からの「奇跡体験！アンビリバボー」で、アメリカでの天然痘に似たサル痘のウイルスが流行った、ニュースの特集をしていましたね。

サル痘は、アフリカでしか感染された症例がなかったのに、一体なぜアメリカで感染したのでしょうか？

天然痘とサル痘、感染源や症状について調べてみました。

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【天然痘とは】

天然痘ウイルスを病原体とする感染症の一つ。

非常に強い感染力を持つ。

全身にのう膿庖が出来る。

不治の病として恐れられてきたが、世界で初めて撲滅に成功した感染症。

天然痘に感染したら初期の段階で、４０度くらいの高熱が出て、頭痛腰痛などがある。

３～４日くらいで解熱するが、全身に白色の豆粒状の丘疹ができる。

７～９日くらいに再度40度以上の高熱になり、膿庖が内臓にもできるので、呼吸困難で死に至ることもあるそうです。

日本でも平安時代に大流行し、その後も感染はあったようです。

【サル痘について】

サル痘ウイルスによる感染症。

猿やネズミから感染する。

感染すると、発疹・発熱・発汗・頭痛・悪寒・咽頭痛が表れる。

その後、天然痘のような膿庖が出てくるので、区別がつきにくい。

アフリカでの感染が主流。

日本では感染したことはありません。

と言う感じで天然痘とサル痘を比較してみました。

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【アメリカでの初めての感染者】

アンビリーバボで初めて3歳の女の子が感染したときに、やはり膿庖が出ていました。

その時はまだ、アフリカでしか感染報告がなかったので、天然痘だと思われ隔離し、治療をしていました。

隔離したにも関わらず、感染はどんどん広がり、最終的には71人の感染者がでました。

そこで3歳の女の子で、血液検査や脊髄などの精密検査をしていましたが、体力の著しい低下でだんだん弱っていきました。

そんな中、女の子の母親が隔離病棟に入り、防具服を脱ぎ女の子を抱きしめ、同じ病気に決意をします。

そう、女の子の身代わりになったんですね。

母親の身代わりのおかげで、天然痘ではなくサル痘と言うことが分かりました。

しかし、そこで問題です！

サル痘はまだ、アフリカでしか感染の報告がありませんでした。

では一体なぜサル痘にかかってしまったのでしょうか？

【サル痘の感染経路】

発端となった感染者全ての人の共通点が、プレーリードックを飼っていたと言うことです。

しかも、同じ業者から。

そしてプレーリードックが謎の死を遂げてから、感染者が出たと言うことでした。

プレーリードックはもともとサル痘を持っていません。

ではなぜ、プレーリードックからサル痘が出たのでしょうか？

それは、業者に問題がありました。

その業者は、小屋にたくさんの外来生物を飼っていたんです。

その中には、サル痘を持ったアフリカオニネズミもいたんです。

そうとは知らない業者は、アフリカオニネズミと一緒にプレーリードッグを運んでいたため、感染してしまったんですね。

その後、業者もサル痘に感染していました。

【終わりに】

本当は、日本にも輸入される予定でしたが、輸入中にプレーリードックが死んだため、感染しなくてすみました。

すごい奇跡だと思います。

そして、アメリカでも死亡者０と言う快挙がなされ、3歳の女の子も助かりよかったです。

私も今3歳の娘がいますが、テレビを見ていて、この母親と同じ気持ちになりました。

娘が毎日辛い目にあっていたら、代わってあげたいと思いますよね。

母親なら誰でもそう思うと思います。

天然痘とサル痘の怖さを改めて教えられたと同時に、母親の深い愛を感じられることができた番組でした。

みなさんはどうだったでしょうか？

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