魚のダツの恐ろしさを検証！人間も命の危険がある？！

6月10日の「ザッ！世界仰天ニュース」で「恐怖の水中生物」のコーナーで、ダツが首に刺さって、下半身麻痺になった女性の特集をしていましたね。

基本的には、人間を襲う魚ではないのですが、いったいなぜ、女性はダツに襲われたのでしょうか？

そして、ダツとはどういう魚なのか調べてみました。

 

【ダツについて】

ダツは全世界の熱帯・湿帯域に生息していて、日本の海にもいます。

ほとんどが浅い海に生息している魚です。

ダツは光に寄って反応し、小魚の鱗が光で反射したのを確認すると、突進していきます。

そして浅い海に生息していると言うことで、海水浴を楽しんでいるときに、鉢合わせしてしまう可能性もあります。

しかし、人間を襲う魚ではないですが、人間が身に付けているアクセサリーやライトの光に寄って反応し、それ目がけて突進してくる時があります。

突進してくるスピードは時速６０ｋｍにもなります。

漁師の間では、サメより怖いと恐れられているほどです。

沖縄では、サーフボードにダツが突き刺さり貫通させられた事件も起こっています。

そしてもし人間にダツが刺さってしまったら、むやみに抜くと出血多量で死の危険があるので、抜かずに病院にいきましょうね。

ダツの食べ方としては、塩焼き、刺身、から揚げがありますが、脂身が少なく淡白な白身魚なので、すごく美味しいと言う魚ではないようです。

 

【女性が襲われた理由】

仰天ニュースで特集されていた女性も、夫婦で海水浴を楽しんでいたのですが、やはりネックレスをしていました。

楽しく泳いでいたときにダツが首の頚椎に刺さり、瞬時の出来事だったので、女性はパニックです！

本当は抜かないほうがよかったのですが、パニックになり無理やりダツを抜いてしまったんですね。

ダツの鋭い口は堅く、歯があるので、刺さったまま抜けませんでした。

そのまま病院で8時間にも及ぶ摘出手術をし、命が助かることができました。

しかし手術後は、下半身が麻痺しましたが、その後は動けるようになりました。